5月17日〜19日(金)の3日間で中学生の職業体験を受け入れました。今年は女子中学生2名でした。
昨年から受け入れています。
なぜ受け入れたかというと、子供達が自殺したとかの嫌なニュースを見るたびになんか悔しくて涙がでてきてました。
「死ぬんじゃないですよ。どんな手を使ってでも生きろよ。大人になったら自分で楽しくできますよ。」と思っています。
なんで子どもたちが自殺したりするのか、原因を考えていました。
色んな原因はあると思いますが、「逃げ道がない。」のではないか。
「みんなと同じじゃきゃいけない」とか「こうじゃなきゃいけない。」という小さな既成概念と小さな価値観に潰されてしまったのではないか。という一つの仮説に辿りつきました。
「私達のお花とは真逆だ。だったら、みんなと同じじゃつまらない。こうしなきゃいけないという概念は無視してこそ、ワクワクしながらやってる “大人“も同じ町で笑って生きている。それを見せたら「逃げ道」の明かりになるんじゃないか。たった数名かもしれないが、数名でもいい。子供が一人でも自殺したら嫌だ。可能性を僅かでも。」と思い、昨年から受け入れました。
あと、お花好きになってくれたらいいなぁ。そして、数年後にお客様になってくれたらいいなぁ。という下心もありました。笑
一日目、二日目と収穫した草花を束ねたりとルーティンワークを手伝っていただきました。
私は事務的な事以外あまり喋らないでいました。
最終日の三日目の午前は 収穫終わりの花畑や花畑の近くの道端、野原 山などから自由に草花を収穫し、自分が好きなように、自分のために草花をイケてみよう。そして、発表会をしよう。となりました。私もスタッフも中学生もそこは、皆平等です。年も性別も一切関係ありません。1(花器の高さ+直径)×1.5〜2.0=花の高さ。がキレイに落ち着く。色のチャートが遠い色がある場合は同じ比率だと喧嘩しやすいから、フィボナッチの分配率を用いて、7:3位にすると落ち着きやすい傾向がある。ただ、それも当てはめなくてよい。とだけ伝えて、あとは時間だけ決めて、各々、収穫開始。
各自、イケ始めました。足りないと思ったら、収穫しにいきました。
時間終了で発表会開始。
ルールはある。否定的なことは言ってはならない。そして、争うもんじゃないから、順番とかつけない。正解のない世界だがキレイと思ったらそれこそが正解。
発表会をした。中学生のいける花達がキレイだった。
一人の中学生のイケた花の発表会でのことです。
中学生が花の説明をしました。
「題名は「お母さんへ」。イタドリの花がお母さんでウルイの葉っぱがお母さんの腕です。葉っぱにアネモネとかの花が私達の姉妹です。いつも抱きしめてくれてる感じを出したかった。」
私が植物の名前を説明してる時、スタッフの女性の目に涙が溢れてました。スタッフの女性は子を持つ母の面もあり、色々想うことがあったのでしょう。「なんか嬉しくて。涙がでてきちゃった。」
その中学生はスッタフの女性の心を花で掴みました。経験はゼロに近いと思います。花いける技術よりもイケることの想いが他人の心を揺さぶっている様を見て、感激して私も込み上げるものがありました。
茎元がスパイラルなんかなってなくて、いいんです。想いがそこにあることが勝った。と思いました。
収穫風景と私とスタッフ2名ともう一人の中学生の作品を添付いたします。(画像の使用は中学生に一応許可済です。)
マイノリティーは時と場所によってはマジョリティーになり、その逆もある。だから、やりたいことやってください。
ただ、私の言ったことが正しいかどうかわからないと思うので、しっかりと自分で考えて生きてください。こういう考えの大人もいて、楽しく笑顔で生きてることは事実です。
と締めくくって終了しました。
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いい感じで発色していると思います。葉っぱもきれいな感じです。少しづつ栽培面積を増やしていて、ある程度潤沢な量は出して行きたいと思っています。スピードあげて収穫するように努めています。
品質の安定を図るために一本一本目視確認でフローリストナイフで収穫しています。
8年使ってたナイフが畑で行方不明になって、探しても見つからず、同じモデルのナイフを新調し、いい仕事の相棒として開封の儀を行いました。
今はそのナイフで収穫しています。
バックはLPです。
ジャニス・ジョプリンのパールです。アルバムのジャニス・ジョプリンの色遣いが好きであります。
サマータイムの終わりの形をアーメン終止と言うらしいです。
サマータイムはジャニス・ジョプリンの美声もさることながら、ギターの音に私はやられます。
ジャニス・ジョプリンにはもう少し生きて頂きたかった。
いっぱい出したいです。
クリザール前処理済です。
昨年のデータだと10月10日位までプロパーでだして、中下旬まで細めのを出しています。
よろしくお願いします。
気温が下がるとなお一層、白色がキラキラしてきます。
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元気に出荷活動しています。
ユーパトリウムの各品種の収集の”博物館”に没頭してたのと、手元のMacBookが言うことをきかなくなって、キーボードを触るのを明日、明日とズルズルきてしまいました。
ユーパトリウム博物館は追々メールさせてくださいませ。
紫蘇を8月30日市から出荷しています。
10月中下旬ぐらいまで少しづつ出して行きたいと思っています。
二年前に宮城は岩沼にある建築設計の会社L・P・D architect office (https://l-p-design.com)のお庭に植栽されていた赤紫蘇を観て、同行してた仙台のフローリスト マジェンタ 山田氏が「いい色だ。つくっって欲しい」というのがきっかけでした。
昨年 種子を少しまきました。試作を出しました。出荷数量は少なかったのですが、コアな方から注文いただきました。感謝です。
10月頃に自分でも飾ってみました。ユーパトリウムのチョコレートとトゥルシーバジルとの3品種を玄関に飾っていました。
すると12月過ぎてもいけ水が濁らないではありませんか。
トゥルシーバジルは寿命が来てしまいましたが、ユーパトリウムチョコレートも12月まで葉っぱが元気でした。
紫蘇には殺菌効果があるといいます。
もしかして、紫蘇の殺菌効果の成分がいけ水に効果を示し、きれいなままの状態にするのではないか。
そして、その花束全体の日持ちを数段あげるのではないか。
花束やアレンジメントに紫蘇を一本でも入れれば、日持ちが数段上がる作品になるのではないか。
と推測して、ワクワクしながら、今年は多めに作つけしています。
画期的ではないか。
赤紫蘇の赤はなんとも言えない、カラーチャートでは表せない自然の美。視覚的刺激
香りもとてもいい香りがします。 嗅覚的刺激。
その2つのメリット+花持ちであれば、すごいことではないかと思いました。
素人のやり方ではなりますが、比較実験をいましています。紫蘇を入れたのと入れていないので。
BouffierのInstagram(https://www.instagram.com/bouffierjp/?hl=ja)とFacebookページ(https://www.facebook.com/bouffier.jp/)にて淡々と記録としてもアップしていきたいと思います。
もし、いけ水の浄化が過信であったら申し訳ございません。
色と香りは事実です。
今回は青じそも植えてみました。
赤と青でツートンカラーにしてみたいと思いました。ようは大葉ですね。
9月頭ではまだ花芽はでていない状態ですが、花もついてきたら花つきで出荷します。
よろしくお願いします。
クリザール前処理済です。
画像添付します。まずは赤紫蘇の画像から。
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ご注文を発注しようとなさってる方々のご要望に答えられないと思い、申し訳ない気持ちです。
今年は遅霜等で新芽がやられてしまいました。
また新芽があがってくるだろうと思っていましたが、その時期はその時期で降雨がほとんどなかったのか、新芽があがってきません。
そして、昨年の雪での株の損傷と長患いのネズミ等の食害の株の損傷があるという、自然要素が重なってしまいました。
かすかな望みで花芽が遅れて出てくることを願っています。
改植を行っています。
フローレプレノ自体は来年は例年通り出せるように精進します。
同じユーパトリウム属ですが、ファントムやベイビージョー(今年初出荷予定)などはいい感じで花芽があがっています。
遅れて新芽が出たので、やられなかった感じです。出荷は7月ミドル予定です。
その時はよろしくお願いします。
フローレプレノを見かけた時はよろしくお願いします。
画像添付します。
クリザール前処理済です。
バックはビートルズ青盤LPと南沙織の17歳のEP版です。
JUGEMテーマ:花
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ハゼリソウのアンジェリア出荷開始しました。
昨年、初挑戦で雪降前に種蒔いたの数量が、少なくて雪解け後の育成もあまりうまくいかず数量が採れませんでした。
雪解け後に播種したのが出てきました。
長さが出てきました。長くければ良いってもんではないと思っています。花の頭で勝負したいです。
いかがでしょう。
あえて短くするのもハゼリソウの意思ではないと思うので、長いまま収穫します。
ハゼリソウは香りがいいです。
屈地性がありますが、真っ直ぐに水揚げいたします。
クリザール水溶液で前処理水揚げです。
咲きが揃うと思うのでダラダラ出しは厳しい見込みです。短期出荷スパンかと思います。
よろしくお願い申し上げます。
画像添付します。
写真撮りが下手です。背景はお許しください。
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数年前にとにかく雪解け後の春の売上が欲しくて、近隣のお庭などを拝見させていただいたときに5月ぐらいに開花した一株の丁字草の花をみました。とても青の色が綺麗でドッキドキッ毒気とし、尚且5月に花を咲かせるという春の売上にもつながると思い、ちょっと調べました。
有毒植物とあり、頭を悩ませているネズミの食害も防げるのではないかと思い、株を発注しました。
納品書には学名Amsonia tabernaemontanaとあり、柳葉丁字草であります。
丁字草の名前で出すことも思いましたが、詳しい名前もわかっているので、柳葉丁字草で出荷します。
すでに作つけしている先輩方に聞いたら、花より葉っぱの方が価値が出てる。ようですね。
花は青く星型(?)の感じで、楚々として涼しげというか、優しいテイストかと思います。
収穫の際ハサミで切ると白い液がでました。オキシペタラムのような感覚です。花の色形もオキシペタラム ブルースターに近い感覚です。
私は手が荒れないのですが、荒れる方は気をつけた方がいいのかもと思いました。
今年は定植二年目株なので、株もまだ養生時期で出荷数量は少ないです。
短期間の出荷と思われます。他産地と出荷時期が短期的にかぶるようなのですが、しょうがないです。
繊細的な青の色をお楽しみくださいませ。
使い方は自由です。
クリザール前処理済です。
よろしくお願いします。
バックはLPです。
丁字草は有毒植物ということで理由もなくFlora Purimのイメージが思い浮かびました。Flora Purimとても好きです。
このアルバム内のCasa Forteはフェーバリットです。
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アネモネ セントブリジット、背は出づらくとも八重咲きの品種。
無謀かもしれませんが、雪国の露地で育ててみようと思いました。
市場ではアネモネの主な出荷はは1月や2月、3月などだとは思いますが、その頃は明らかに雪の下です。
雪国の季咲は4月5月ぐらい。
季咲は本来の自然の咲き方で、自発的能動的な美しさがあるのではないかと思い、季咲で出してみたらどうなるのだろう。と思いました。
4月5月にアネモネの出荷はあまり聞きません。
それは、いろんな事情はあると思うのですが、季咲だと花屋さんの店頭やお客様の手元に届いた時の気温は高くて、すぐ咲いて花が散ってしなうのではないか。ですので、若切りして、実験しました。
室温20度キープ(夜温含め)ですと、すぐに散ることはなく、蕾から開花を鑑賞でき、散るまで7ー12日前後は楽しめるのではないか。
出そう。と思いました。
単価は低いことは重々承知の覚悟の上です。
春咲き球根植物による雪国の春の便りをおくってみたいと思いました。
雪の下に株を寝かせて、植物が強くなって、発色がよくなるのではないかという仮説を立てました。
発色はいい感じだと思います。
茎の部分の長さは短くても 八重の花弁、花弁の色が天使なのか悪魔なのかのような怪しい色。(尊敬する心の師の下北沢の珈琲屋さんがこの表現を使っていて、まさに!と思い、泥棒してしまいました。お花の表現泥棒です。)
昨年2020年まではBouffierミニー農場にて、アネモネ セントブリジットを双方で提案相談しながらやっておりましたが、急遽昨年夏で関係は物別れとなりました。
提案相談していた品種には数年単位での考えがあったのと、且つ、愛着もあります。
アネモネ セントブリジットもそのうちの1つです。
そのことも作付理由の1つです。
自問自答の域ですが、
雪が降る地域では施設などでないと冬春の売上がなかなか上げられません。雪国の施設となると減価償却費やらランニングコストで利益は減少します。
雪が振らないところとは勝負にならないのではないかと思っています。
雪国だからという理由で単価が高くなるのは市場原理では通用しないです。
雪国の冬場農業売上はずっと、永遠のテーマかもしれません。
雪が降るからこそ、綺麗になるとか。それをどう活かすか。答えは自分でみつけたいと思いますが、ずっと答えが見いだせずにヒントが欲しいですね。
やはり、ハウスなのだろうか。とか考えるときもあります。
クリザール前処理しています。
出荷シーズンは外れていますが、
もしよかったら手にしてみてください。
早い段階で収穫してるので、蕾は固く小さいです。画像添付します。
試しともあって、青紫6割、白3割、その他1割の作付数量です。
バックはLPです。
お気に入りのJane Birkinのアルバム・ジャケットです。
セルジュ・ゲンスブールが好きです。
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よろしくお願い申し上げます。
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